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頭の中将
2009年04月30日(木)
“駆け抜けるように”
5公演が終わってしまいました。 あと1公演。 残す最終公演に向けて あらためて 僕が演じている “頭の中将” (“とうのちゅうじょう”と読みます) について 桐壺帝の左大臣の嫡男。 光源氏の正妻・葵の上と兄妹。 一般的には 明確で頼もしい人柄、思慮深く、華やかな姿に高身長。 文雅に秀でた和琴の名手として知られているんです。 そして主人公の光源氏とは親友であり義兄。 政敵且つ恋のライバルでもあります。 頭の中将って 男らしいんですよ! 朧月夜との一件(話すと長くなるなるので割愛m(_ _)m)の後、 須磨へ流された源氏を時の権力に睨まれるのも恐れず、一人見舞った頭の中将。 ねっ? 格好良いでしょ? 同じ男として、 “情の熱さ”と“少しの強引さ”に憧れます。 今回の芝居中でも、その男気が全面に出てるシーンがあるので、 僕も自然と気合いが入ってしまうんですよね(-_-) 僕が“頭の中将”を演じられるのは、明日が最後です。 この『源氏物語』で“頭の中将”を演じられることに感謝して、 最後まで男らしく駆け抜けたいと思います!! 伝えたいものがある。
2009年04月29日(水)
“源氏物語”
世界最古の長編小説で、 主人公である“光源氏”が数多の恋愛遍歴を繰り広げながら人臣最高の栄誉を 極めていくラブストーリー。 内容が難しいという ご意見が少し聞こえてきたのですが… 話の内容を極簡単に言うと、そんなことになるんです! なんと言っても 今から千年も前に書かれた文章ですから 台詞の言い回しは 当然難しい。 けど、源氏物語の内容は勿論ですが、この舞台で役者が絶対に伝えたいものが あるんです。 それは“熱” この芝居では 僕たちの“芝居熱”を 皆さんに感じて欲しい! そんな思いを込めてみんな一言一言に魂を込めて 全身全霊で芝居をしています。 役者の熱で作り上げる “源氏物語” 残り3公演。 あと僅かです。 少しでも御興味を持って頂けた方は “梅若能楽学院会館”まで是非足をお運びください! 伝えたいものがあります。 源氏物語・初日
2009年04月28日(火)
物語の始まりを合図するBGMがなり、
劇場内が暗闇になった瞬間 身震いが止まらなかった ステージが明るくなり、 お客さんの前に出た瞬間 身震いが止まらなかった 気持ちが良すぎて! 一言一言台詞を言う度に、 一つ一つ動く度に幸福感に包まれた。 そんな初日でした。 明日から5月1日までの 残り5公演という限られた 公演数になりますが 一公演を 台詞の一つ一つを 大切に、明日も舞台に 立ちたいと思います。 明日も朝早いので 今日はこの辺りで… P.S. 見事なお花をありがとうございました! みんなの気持ちを胸に 千秋楽まで頑張ろうと思います。 このお礼は舞台上でm(_ _)m 本当に… ありがとう。 いざ…
2009年04月27日(月)
今日は遂に
『源氏物語』の舞台 “梅若能楽学院会館”入りし、 本番の為の準備をしてきました。 能楽が行われている劇場に入るのが 生まれて初めての僕なんですが、 劇場に入った瞬間 “何か”を感じました。 『ここには“何か”がいる』 未熟な僕の感覚だから それが何なのかは ハッキリとはわからなかったんですが、 神秘的でとても神聖なるもの。 そう! それはまるで“神”のような…。 僕は明日“ここ”に 立ちます。 このステージを見ていると“能”の歴史、重みを感じる。 室町時代から600年以上も続くその“能”の重みが ステージに立っているだけの僕を畏怖させました。 立っているだけで 身震いする。 こんなこと 初めてです。 さぁ “源氏物語” いざ |